FCR伏び撤去工法(モルタル注入)についてご説明します
FCR伏び撤去工法(モルタル注入)
不要伏びの管内にモルタルを注入して閉塞し、線路陥没などを防止する伏び撤去工法です。
●特長
1. 非開削工法で短時間施工が可能。
2. 注入チューブを使用するので注入材の流出がなく充填が容易。
3. 伏びの途中で閉塞していても、片管口でも施工可能。
4. 既設伏びの管材などの廃棄物なし。
●施工工程
【1.しゅんせつ】 | |
高圧洗浄車にて、しゅんせつ。 | |
【2.モルタル注入チューブ挿入】 | |
既設伏びからのモルタルの流出を防止するために、伏び管径と同径のモルタル注入チューブを管内に引き込む。 | |
【3.管口閉塞・注入設備設置】 | |
空気抜きパイプ及びモルタル注入パイプを設置し、両管口を閉塞する。 | |
【4.モルタル注入】 | |
注入材(特殊セメント裏込め材)をミキサーで撹拌し、ポンプにて注入口よりモルタルを伏び内に注入する。 |
●仕様
1. 特殊セメント裏込め材
モルタル注入材料に使用する。
2. 超速硬セメント
管口閉塞、管口仕上げ材に使用する。
3. モルタル注入チューブ
伏び管径と延長に合わせて使用する。
●施工条件
1. 事前調査が必要。
2. モルタル注入材のための水が必要。