FCRライナー工法(標準タイプ)についてご説明します
FCRライナー工法(標準タイプ)
―300m以内に施工車が近接できれば補修可能―
カメラ調査の状況により伏びの補修を行う場合は、FCRライナー工法(標準タイプ)を使用します。伏び補修専用工法の開発により、下水道用の工法をそのまま利用していた従来の補修での問題点が解決できました。損傷した伏びをたった1日で補修し、土砂の流入を止め陥没事故の発生を防ぎます。
補修前 | 補修後 |
FCRライナー工法(標準タイプ)と下水道管路用工法の比較
●施工工程
【1.簡易清掃】 | |
高圧洗浄車で伏び内を簡易清掃。 | |
【2.調査】 | |
伏び用カメラで、施工前の伏び内の状態を調査。 | |
【3.ライニング材引込み】 | |
FCRライニング材を伏び内に引込む。 | |
【4.硬化】 | |
FCRライニング材を空気圧で拡張させた後、蒸気を供給し硬化。 | |
【5.管口仕上】 | |
FCRパイプの両側管口仕上げ。 |
施工状況
ライニング材引込み | 加熱硬化 | 補修完了 | ||
●仕様
材料断面図
仕様
●施工条件
- 施工車両が300m以内に近づけること。
- FCRライナー工法(標準タイプ)の管径および材料呼び厚さは下記のとおり。