FCRライナー工法(大口径対応) についてご説明します
FCRライナー工法(大口径対応)
―管径φ800以上の伏び、橋梁の補修―
FCRライナー工法(標準タイプ)は伏びの95%を占めているφ750までを対象にしています。
しかし、新幹線・在来線の一部にはそれ以上の管径の伏び・橋梁があり、不具合時には大事故につながる可能性がありました。
大口径の伏び・橋梁の補修ができる「FCRライナー工法(大口径対応)」を開発しました。
●特長
1.φ800以上の伏び、橋梁の補修が可能
FCRライナー工法(大口径対応)とFCRライナー工法(標準タイプ)の比較
●施工工程
【1.簡易清掃】 | |
高圧洗浄車で伏び内を簡易清掃。 | |
【2.調査】 | |
伏び用カメラで、施工前の伏び内の状態を調査。 | |
【3.反転ステージ設置】 | |
枠組足場等の反転ステージを設置。 | |
【4.ライニング材挿入】 | |
FCRライニング材の先端よりエアーまたは水を注入し、反転挿入。 | |
【5.硬化】 | |
FCRライニング材内に温水ミックスシャワーまたは蒸気を供給し、硬化。 | |
【6.管口仕上】 | |
FCRパイプの両側管口仕上げ。 |
※反転機を使用して反転ステージを設置しない方法も用意しています。
※引込み方式も用意しています。
●仕様
材料断面図
仕様
●施工条件
- 事前調査を行うこと。
- 反転挿入の場合、枠組足場または反転機が必要(線路脇に占有スペースが必要)。
- 一定水量確保、温水冷却放流が必要。
- 管径および材料呼び厚さは下記のとおり。