FCRライナー工法(途中対応)
身体の半分を鉄道会社、半分を市町村に管理されている仲間が大勢いる。
今回はその中の一人の修五郎の手術について紹介しよう。
こんにちは。
わしの名前は修五郎。
わしの身体の半分は線路の下なので鉄道会社で管理されているが、もう半分は道路の下にあるので道路管理者に管理されているのだ。
鉄道会社と道路管理者が協議して手術を決めるのだが調整に時間がかかり緊急手術ができない。
FCRライナー工法(途中対応)というアンチエイジング手術は、線路の下の部分だけ手術することができるんじゃ。
そのため、列車の安全走行を最優先に道路管理者と協議せずに緊急手術ができるんじゃ。
手術方法は標準タイプとは少し異なる。
足場を作ってそこから風船(FCRライニング材)を反転させながら管の中に挿入するんじゃ。
そして、風船(FCRライニング材)の中に温水または蒸気で風船を膨らませて固めるのだ。少し大掛かりで線路脇に機材を置かないと手術できないが、すぐ手術してもらえたのでほっとしておる。