
全員のカルテの作成
FCR元年(平成9年)にわしの仲間(伏び)の何人かが線路に大きな穴をあけてしまって大変ご迷惑をおかけしてしまったのじゃ。
そんな中、JRから人間ドックのすすめがあり、FCR技師に依頼して人間ドックを受けることになった。
まず、明治の後半から昭和にかけて作成された住民票(伏び台帳)を頼りに、直ぐにアンチエイジング手術(FCRライナー工法)をうけていない仲間全員が集められた。そして、FCR技師が個人ごとに問診し、生い立ち、プロフィールを整理し、今後の人間ドックのためのカルテと平成版の住民票(個別データと台帳)を作ってくれたのじゃ。(FCR1次調査)
この調査によって、住民票に記載があるが見つからない(台帳に記載があるがいない)仲間、住民票に記載が無いのに居る(台帳に記載がないがいる)仲間、身長の記載に誤り(長さの記載に誤り)のある仲間、体重の記載に誤り(管径の記載に誤り)のある仲間、材質の記載に誤り(陶管、ヒューム管等の記載の誤り)のある仲間、自分の居場所に表札の無い(D標の無い)仲間、調査してもらいたくても調査員が来れない(清掃、調査用車両が近接できない)ところに住んでいる仲間、治療したくても近くまで医者が来れない(補修車両が近接できない)ところに住んでいる仲間がたくさんいることが分かったのじゃ。